一般内科・頭痛外来|医療法人心和会 にしい内科クリニック 豊中上野坂院|少路駅徒歩9分

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にしい内科クリニック

一般内科・頭痛外来

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頭痛外来について

日常的に頭痛に悩まされ、つらくても「頭痛くらいで…」という思いから、医療機関を受診せず、市販薬を服薬して対処されている方も少なくありません。頭痛外来は、そのようなつらい頭痛に悩まれている方々のための窓口であり、様々な頭痛の症状に対して、医学的に診察、検査、診断、薬の処方を行います。

頭痛の種類

一時性頭痛

偏頭痛

片頭痛の名称は頭の片側が痛むことに由来しますが、両側の頭痛を経験する方もいます。女性に多い傾向があります。
頭痛の前に、キラキラと何かが見える、ギザギザの光が見える、といった視覚性の「前兆」があるものとないものがあり、前兆は多くの場合、60分以内に終わり、続いて頭痛が始まります。頭痛はズキンズキンと脈打つように痛み、吐き気や嘔吐・眠気を伴うこともあります。光や音、匂いに敏感になることもあります。片頭痛の発作は通常4~72時間程度で、症状が消えると普段と変わりなく過ごすことができます。
片頭痛は完全に解明されていないものの、疲労やホルモンバランスの変化、光や音の強い刺激などによって、三叉神経という神経から炎症物質(CGRP:痛みの直接の原因とされているタンパク質)が放出され、硬膜(脳の表面の膜)に炎症と血管拡張が生じて起こると考えられています。
片頭痛の治療は、頭痛発作を早く鎮めるための急性期治療と、頭痛がない日も毎日お薬を飲んで、頭痛発作を起こりにくくする予防療法があります。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は頭痛の中で最も頻度が高く、後頭部、こめかみ、ひたいを中心に頭重感や圧迫感、または締めつけられるような痛みがジワジワと発生し、しばらく続きます。眼の奥が痛くなることもあります。

筋肉の緊張(血行障害)、あるいは精神的・肉体的ストレス、疲労、自律神経の乱れなどによって起こります。長時間、パソコンや車の運転などで前屈みやうつむきの姿勢が続くと、頭や首、肩の筋肉に負荷がかかり、血流が悪くなって頭痛が起こりやすくなります。

群発頭痛

群発頭痛は、片側の目の奥がえぐられるような強烈な痛みが起こります。一定期間に集中して起こるため「群発」という名称がついています。年に12回程度発症し、群発期には1回につき数十分から2時間程度の激しい痛みが生じ、12カ月にわたって続きます。1日に何度も起こすこともあります。比較的稀な疾患で、男性に多く発症する傾向があります。

二次性頭痛

二次性頭痛は病気が原因で起こる頭痛です。見逃すと危険性が高い病気には、くも膜下出血、脳腫瘍、脳梗塞、脳出血などがあります。
頭痛に加え、以下のような症状が伴う場合には、脳の病気が隠れている可能性があります。速やかな受診が必要です。

  • 片側の手足がしびれる
  • 体の片側、手足などに力が入らない
  • ろれつが回らない、言葉が出にくい
  • めまい
  • ものが二重に見える
  • まっすぐに歩けない
  • 体がふらつく
  • 意識が遠くなる
  • 吐き気・嘔吐
  • 表情がゆがむ
  • けいれん
  • 痛みが徐々に激しくなる

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